
背中・腰の痛みにお悩みの方へ
「朝起きると腰が痛い」「座っていると背中がつらい」「ぎっくり腰を繰り返している」
こうした症状は、多くの方が一度は経験したことがあるものですが、
放置していると慢性化したり、足のしびれや歩行障害に発展することもあります。
病院で「異常なし」と言われても、違和感や痛みが続く場合は、
筋・筋膜、関節、神経の機能に問題があるケースが少なくありません。
まずは、今の身体の状態を丁寧に評価することが大切です。
よくある原因と症状の例
背中や腰の痛みには、筋肉・関節・椎間板・神経・内臓由来など、さまざまな要因が絡みます。
ぎっくり腰(急性腰痛症)
急な動作や中腰の姿勢で、腰部の筋肉・関節・靭帯に負荷がかかり、激しい痛みが出る状態。
強い炎症反応や筋肉の防御収縮により、動けないほど痛むこともあります。
慢性腰痛・筋膜性腰痛
長時間の座位や運動不足、姿勢不良により、腰の筋肉や筋膜が緊張・疲労して痛む状態。
痛みの場所がはっきりしない、疲労やストレスで悪化する、という特徴があります。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎の間にある椎間板が突出し、神経を圧迫することで起こる。
腰痛に加えて、下肢のしびれ・痛み・力が入りづらいなどの症状が出る場合があります。
脊柱管狭窄症
加齢により脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて足のしびれや歩行困難を伴う疾患。
「少し歩くとつらくなり、休むと回復する」という間欠性跛行が特徴です。
背部痛・肋間神経痛・起立筋の緊張
長時間の前傾姿勢やストレスにより、肩甲骨〜背骨〜腰の筋肉が硬くなり、背中の鈍痛や違和感が出現します。
左右どちらかに張りや違和感を感じる方も多く、睡眠の質にも影響することがあります。
当院でのアプローチ方法
当院では、痛みのある部位だけに着目せず、
姿勢・体の使い方・関節の動き・神経の反応を含めて評価し、
痛みの原因に対して的確なアプローチを行います。
評価・検査
姿勢・動作・可動域のチェックに加え、整形外科的テスト・神経反射を確認。
体幹・股関節・胸椎との関連まで含めて総合的に判断します。
手技療法(筋膜リリース・骨盤・背骨の調整)
筋・筋膜・関節に対するアプローチで、局所的な痛みの軽減だけでなく、
動作の改善や再発予防も意識した施術を行います。
ハイボルテージ・超音波治療
急性腰痛・筋緊張・神経性の痛みに対して深部までアプローチし、炎症の早期回復を図ります。
ラジオ波・温熱療法
深層筋の血流改善やリラクゼーションに有効。慢性的な背部痛・腰痛・冷えを伴う症状に適しています。
姿勢・呼吸・体幹安定のトレーニング
骨盤・背骨・股関節の連動を整えるエクササイズ指導も行い、
痛みの出にくい身体をつくることを目的としています。
「もう年だから仕方ない」「クセになってるから」と諦めず、
今の状態をしっかり評価し、必要なケアを受けることで、生活の質は大きく変わります。
まずはお気軽にご相談ください。